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「新4K8K衛星放送」助成金制度

2020.10.15 木曜日

新4K・8K衛星放送が2018年12月より放送が始まり、BS・110度CS放送では従来使用の放送波(右旋円偏波)と新しい放送波(左旋円偏波)で提供されており、新たな周波数利用しているためBS・110度CSによる新4K・8K放送は従来の衛星放送とは異なった規格で放送されています。新4K・8K放送を視聴するためには、右旋左旋に対応のアンテナや高い周波数(3,224MHz)対応機器に交換が必要になることがあります。また配線や機器から外部に電波が漏れないよう適切な機器の使用や工事が必要になります。外部に電波が漏れてしまうと、周辺の電子機器や無線LAN等の通信機器に妨害を与えたり、周囲の電波が入り込み新4K・8K衛星放送の受信に影響することがあります。機器交換は不要の場合もありますが、今後、受信できないチャンネルや左旋円偏波にチャンネルが追加された場合に受信ができないなど、すべての新4K・8K衛星放送を受信できないため放送されている全チャンネルを視聴できない可能性もあります。電波漏洩対策が必要となる場合、国からの「中間周波数漏洩対策事業」として経費の一部に助成金を活用することができます。これから新4K・8K衛星放送を楽しみたいとお考えの方は助成金を活用し新4K8K対応BSアンテナ設備の改修工事をお薦めします。

 助成金交付条件(2020年度版)

① 2017年(平成29年)5月11日以前に右旋BSアンテナが設置されていたこと

② 事前に助成金交付申請を行い、交付決定を受けたあとBS・110度CS右左旋対応アンテナを設置すること

➂ アンテナ出力から壁面端子までの助成金交付対象機器リストに記載の対象機器であり、改修時使用機器リスト記載の機器へ改修すること

④ 住居(主たる目的が住居用の建物)を含む建物に設置されている受信設備の改修であること

ただし以下の設備は対象外

*国・地方公共団体等が保有

*登録業者が所有する

*放送法第136条第1項の技術基準のみが適用される電気通信設備

*受信設備の主たる目的が住居用でないもの(ホテルや病院など)

助成金制度に興味がある方や改修工事をご検討されている方など当社でも対応しております

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